近年、消臭作用があるとされて市販されている洗口剤のシェアーが高くなってきたことからもいえますが、口臭に対する国民の関心が深まってきています。

したがって、当医院でも、おのずと口臭を主訴として来院する患者が年々多くなってきています。

また、その患者のなかには口臭心身症ではないかと思われるように深刻に考えている患者も少なくはありません。


1.口臭の原因とそのメカニズム

 口臭には生理的な口臭(増齢、早朝、空腹、月経時、緊張性)と病的口臭があります。
病的口臭の原因としては、全身的には、たとえば胃などの消化器官、鼻疾患、呼吸器疾患、糖尿病、腎臓病、尿毒症などがある場合が考えられます。
口の中の原因としては、たとえば、齲餌(大きな虫歯)、不適合歯冠修復物(かぶっているものがあっていない)、歯冠修復物の脱離(かぶっているものがはずれている)、あるいは歯周病(歯槽膿漏症)を有する場合などがあるが、1番大きいのは口腔清掃不良(歯がみがけていない)、すなわち、プラークコントロールができていないというのが口臭の最大の原因です。
 もともと、口臭の元とされている悪臭成分はアンモニア、アミン類、硫化水素、メチルメルカプタン、インドールなどですが、これらは口の中に存在する蛋白質が、同時に数多く生息する細菌の酵素活性により分解された産生物質であるとされています。
すなわち、プラークが存在しないと口臭がしないということになり、前述した原因とよく一致します。
―最近の市場調査記事から―

口臭治療の基本的治療方針

口臭検査 質問書にお答えいただき、問診、お口の中を検査し何が口臭の原因かを調べます。
PMTC 歯科衛生士が歯や舌に付いている歯垢(プラーク)を口腔清掃機器を使って完全に除去します。
Office Treatment 歯科医院で歯科医師が行う口臭原因の虫歯治療および、歯茎治療。
Hali-Trayというマウスピースを使い、歯の表面を抗菌剤ジェルで殺菌します。
After Care 正しいブラッシング方法を歯科衛生士から学びご自宅で実践してください。 無菌的になった歯の表面を1日1回5分間だけ、Hali-Trayを用いてフッ素で歯の表面に作用させます。(約1週間) 定期的に1〜3の処置を歯科医院で行います。(3ケ月毎)





3DSによる新しい口臭予防システムについて

原理

 ・この新しい口臭予防システムは、歯の表面を覆うバイオフィルムを変換して口臭を予防します。

 ・歯面を覆う口臭原因菌を含むバイオフィルムを口臭原因菌を含まないバイオフィルムに変換します。

 

方法

 1.歯面を覆うバイオフィルムを物理的(PMTC)・化学的(抗菌剤)に一旦除去する。

 2.口臭原因菌の歯面への付着をフッ素により 妨げる(家庭で)。

 3.その間に口臭原因菌を含まない球菌類が歯面を覆うように誘導する。

 4.3−6ヶ月の間隔をおいてこの処置をくりかえす。

 

臨床手順

 1.唾液中の細菌検査をおこなう。(リスク判定)

 2.PMTCによりバイオフィルムを物理的に除去する。

 3.ドラッグリテーナーに0.2%クロルヘキシジン(プラークアウト)を入れて5分間歯面を覆う。

 4.ホームケア時にドラッグリテーナーにフッ化第一スズ(ジェルティン)を入れて5分間歯面を覆う。

5.定期的に細菌検査を行ない、この処置をくりかえす。 

 


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